会社概要
創業 | 1931年3月 |
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設立 | 1951年3月 |
資本金 | 8,000万円 |
従業員数 | オオイケ 9名 |
代表取締役 | 大池 啓之 |
事業内容 | ドール(人形)、ぬいぐるみ、生活雑貨、ファンシーグッズ、菓子類などの企画開発 及び製造販売、医療用補助商品の製造販売、輸出入 |
事務所 |
[本社] |
グループ | 株式会社イースト 愛知県名古屋市東区出来町3丁目20番9号 TEL:(052)737-5866 FAX:(052)721-0882 |
アクセス
電車でお越しの場合
JR中央本線「大曽根」駅 南口から徒歩13分
名鉄瀬戸線「大曽根」駅から徒歩18分
名古屋地下鉄 名城線「大曽根」駅から徒歩18分
バスでお越しの場合
名古屋市バス「徳川園新出来」から徒歩7分
企業史
昭和6年(1931年) |
創始者大池満由が個人経営で布製人形の製造を始める |
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昭和23年(1948年) |
文化人形の開発と販売開始 戦後、子ども向けの布帛(ふはく)人形が東京で発売されたと聞き、当社もサンプル制作を始めました。陶製人形で培ったDOLL作りのノウハウを持つ当社にしてみれば、これは簡単な作業でした。材料に乏しい中で作られたため、お世辞にもいい品質ではありませんでしたが、全国で2社目の発売だった事もあり、数年にわたって売れ続けました。 文化人形はその後、フランス人形、ポーズ人形へと発展し、センスも技法も一段とアップしていき、その後10年間にわたりオオイケの人形達は好調に売れて行きました。同時に名古屋でも後発のメーカーが続々と登場し、競争の時代に。戦後復興の急進につれ生活文化水準が向上し、ピアノ購入、新築祝いなどで人形の需要も増大し、業界は発展期を迎えます。 ![]() 布帛製文化人形 |
昭和26年(1951年) |
法人組織に変更、株式会社大池商店設立(資本金50万円) |
昭和28年(1953年) |
資本金を100万円に増資 |
昭和31年(1956年) |
ソフトビニール製ミルク飲み人形の製造開始 昭和30年、出張先でアメリカから輸入されたソフトビニール製人形を見た社長はその精巧さに驚き「これからの人形はこれだ!」と自社での開発に着手します。様々な人々の協力を得つつ試行錯誤をくり返した結果、ついにミルクのみ人形の発売にこぎつけます。当時は全国的なミルク飲み人形の流行期だった事もあり、爆発的な売れ行きが続きました。 これにより原形、金型、製造法など自主素材、自主開発、自主製造の成形物でDOLLの制作が可能になったのです。 ![]() ミルク飲み人形 |
昭和33年(1958年) |
有限会社大丸玩具製作所を設立 |
昭和36年(1961年) |
大池貴哉が世界の玩具視察に出発 |
昭和37年(1962年) |
歩行人形を開発、全国で流行する 歩行人形は構造が複雑で、研究開発に1年以上を費やしましたが、発表されるや否や一躍業界の耳目を集中させ、後発メーカーによる類似商品が出回るまでまさに「売れまくる」状態が続きました。 ![]() 歩行人形 |
昭和37年(1962年) |
資本金200万円に増資 大池玩具株式会社に社名変更 |
昭和38年(1963年) |
資本金500万円に増資 |
昭和39年(1964年) |
資本金1,000万円に増資 |
昭和42年(1967年) |
ミリオンベビーを発売、全国で大流行 歩行人形以降、ナンシーやパピー、ミニ-など常に先進的な商品を市場に送りだした当社ですが、初めこそ順調でも後発メーカーの安い製品に押され、会社の低迷期といえる状態が続きます。それを救ったのがミリオンベビーでした。 見本市での好評を経て世に出たミリオンベビーは伊勢丹(百貨店)に取材した東京日々新聞の記事を端緒に人気が沸騰、景気の停滞とインフレが進む当時の状況をものともせず、今日まで続く息の長いロングセラー商品になりました。 子育てが終わったさびしいお母さんに、様々な事情で赤ちゃんが授からない奥さんに、そして孫のいない老夫婦に。ミリオンベビーはその名の通り、何百万人もの人に愛される希有な人形です。 ![]() ビッグミリオン |
昭和43年(1968年) |
大池貴哉が社長に就任、大池満由社長は会長に就任 資本金2,000万円に増資 |
昭和45年(1970年) |
Hiミリオンベビーが通商産業大臣賞受賞 タータン熊が中小企業庁長官賞受賞 |
昭和46年(1971年) |
資本金4,000万円に増資 Hiミリオンベビー和服が特許庁長官奨励賞を受賞 ハッチータータンが特許庁長官奨励賞受賞 |
昭和47年(1972年) |
サンちゃん七五三男女セットが特許庁長官奨励賞受賞 |
昭和48年(1973年) |
大池玩具(株)の東京営業所を開設 |
昭和49年(1974年) |
鉄筋3階建ての配送センターを建設、営業本部を本社より移管 アンティックドールシリーズを発売 おしゃれニットハンドバッグが中小企業庁長官賞受賞 |
昭和50年(1975年) |
キャドル熊ゴロが通商産業大臣賞を受賞 |
昭和53年(1978年) |
NHK教育テレビ番組「働くおじさん」で当社の人形製造を取材した「サンちゃんができるまで」を全国放映 |
昭和55年(1980年) |
鳴くぬいぐるみモーモーを発売 |
昭和60年(1985年) | |
昭和61年(1986年) |
エリーナを発売 |
昭和62年(1987年) |
コーンきつねを発売 |
平成6年(1994年) |
パワーベアを発売 |
平成7年(1995年) |
上海パンダを発売 |