ぬいぐるみ

抱きぐま/シール動物
(1965年/昭和40年)
日本初の「着ぐるみ」ぬいぐるみ
それまでの動物ぬいぐるみはすべてが布製で、形も本物に近かったのに対し、シール動物は、シールという布を使ったくまやうさぎのぬいぐるみの顔に塩化ビニルで作られた顔をはりつけるというおそらく日本初の「着ぐるみ」ぬいぐるみ。ふしぎな可愛さとかつてない斬新さが人気を呼び、子供達の新しいお友達として5年にわたる大ヒットになりました。

タータン熊
(1970年/昭和45年)
中小企業庁長官賞受賞
タータンチェックのおしゃれベア
タータンチェックのオーバーオールを着たおしゃれなベア。胸のボタンや、耳の中や手のひらまでタータン柄というところがポイントです。


ペルシャ猫ボビー
(1973年/昭和48年)
ハイパイル・ボア生地の原点である新素材と扁平糸をミックスし、すべすべふわふわの生地の風合いと肌触りを実現。クタクタっとした本物に近い愛らしい姿と手触りの良さで人気を博しました。現在のハンドバッグ同様、大きめのアクセサリーといった感覚で18歳から20歳前後の人たちがペット代わりにボビーを手にかけて持ち歩くスタイルがあちこちで流行しました。


熊五郎
(1975年/昭和50年)
通商産業省大臣賞受賞
あったかそうなチョッキをまといズボンをはいた、ちょっと小粋なくまのぬいぐるみです。
通商産業省大臣賞を受賞しました。


タイニーズー
(1976年/昭和51年)
小さなお部屋の動物園
程よい加減のリアリティを保ちながらキュートな外観とソフトな手触りがかわいい小さなぬいぐるみ達です。
高級パイルと高い弾力を持つエステル綿を使用。上質な素材を巧みに生かした手詰めのやわらかさは高級品の風格も感じさせるものでした。


モーモー
(1980年/昭和55年)
いちど抱いたらもう離せない
抱き上げるとモーモーと鳴く鳴き声シリーズのひとつであるモーモー。
愛くるしいスタイルで人気を呼び、クッション、パジャマ、レターラック、ダストボックスなど幅広く商品展開され、5年にわたって売れ続けました。

ランチシリーズ
(1983年/昭和58年)
食べちゃいそうなマスコット
おいしいお弁当が小さなマスコットになりました。おにぎり弁当、手巻き寿司、エビフライ弁当、チキンバスケット、ホットドッグ、サンドイッチとスパゲティー。
やわらか素材で食感まで伝わりそうなかわいらしさです。

メルヘン街道からの贈りもの
(1985年/昭和60年)
ドイツのブレーメンからヴェーザー川を南下しハーナウに至る、グリム兄弟とドイツの童話にゆかりの地を結んだ道のりがメルヘン街道。そんなメルヘンなイメージから生まれたぬいぐるみです。シックでレトロないでたちのカントリーテイストいっぱいな動物たちが、手にした人を童話の世界へと誘います。


コーンきつね
(1987年/昭和62年)
北海道の自然をユーモアたっぷりに表現したのがコーンきつね。コーンを抱いた姿がなんともいとおしいコーンきつねは北海道のアイドルです。
他にもアップルあらいぐま、ナスうさぎ、ラディッシュうさぎ、ビーンズあらいぐまのラインナップがありました。


ハナコハウス
(1989年/平成元年)
うさぎが、花になりました
この年、ひとつのぬいぐるみがぬいぐるみショップをフラワーショップに変えてしまいました。それは花束を抱えたうさぎ、ハナコのしわざだったのです。
ギフト市場に進出したオオイケが放ったハナコハウスはホワイトデーに、母の日にとギフトはもちろん子供達の遊び相手としても大ヒットしました。

パワーベア
(1944年/平成6年)
抱き心地もふかふかの、優しい目をしたくまのぬいぐるみです。思わず抱っこしたり、されたくなってしまうパワーベアは30cmから150cmまで様々なサイズがあり、発売以来人気が続く商品です。
(現行商品)


上海パンダ
(1995年/平成7年)
観察が生んだユーモラスな姿
上海動物園のパンダ舍の前で5時間じっくりパンダを撮影し、生まれたのがその名も上海パンダ。おどけたポーズのゆかいなぬいぐるみです。
メロディに合わせておなかで甘える双子のパンダをあやすバージョンもあります。
(現行商品)