粋を凝らしたボディデザイン

手足の中に骨を入れ、関節にも曲げに強い金属を使う事で人間に近い自然な動きが可能に。腕は肘の部分で曲がりサイド／上下動もスムーズ。足は膝と股関節で曲がり180度開くことも可能。 ウエストも人間同様180度回転できるので躍動的なポーズを取れました。 手足を含めた全身は人間のシルエットを手本により美しくリアルに仕上げられました。人間工学的に選び抜かれ、考え抜かれた優れたデザインです。

エリーナはディスプレイにも凝りました。
まるで映画のセットの様な華やかさいっぱいの世界で踊るエリーナたちが、やってきた子供達の心を捉えて離しませんでした。

昭和61年（1986年）10月2日、松坂屋本店でのディスプレイ。
店内いっぱいにエリーナの世界が拡がりました。

スタイリッシュなパッケージ

パッケージの内容にも、当時のスタッフ達はこだわりました。
パッケージの中にはそれは嬉しい「ギフト」がつまっていたのです。

アクセサリー、帽子などのかわいいファッション小物が同梱されていました。

ファッションブック。 この小冊子には毎月100名にエリーナのファッショングッズが当たる申し込みアンケートが付いていました。 お母さんと一緒にドレスを作れるドレス型紙。 オリジナルのドレスを作る事もできました。

昭和61年（1986年）11月8～9日、東京原宿のキディランド1階入り口でエリーナのプロモーションビデオを使ったクイズとアンケートを開催。
ご覧のとおり下校途中の小学生達でいっぱいになりました。

当時のエリーナの人気を物語る貴重な写真です。